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【ここだけは押さえておきたい!】Google広告タグ、正しく設定できていますか?

【ここだけは押さえておきたい!】Google広告タグ、正しく設定できていますか?

目次

広告タグの見直しが必要なのはナゼ?-ITPの影響-

ITP(Intelligent Tracking Prevention)とは、簡単に言うと、Appleのユーザーのプライバシー保護機能のことです。
Apple社のブラウザ"Safari"に実装されており、プライバシー保護を目的として、ユーザーの行動を追跡・分析するトラッキングの制限が行われています。

iOS14.5以降、新しいアプリを立ち上げた際に「"App" が他社のAppやウェブサイトを横断してあなたのアクティビティを追跡すること許可しますか?」というポップアップが出るようになり(https://support.apple.com/ja-jp/HT212025)、トラッキングに関する動画広告が配信されたのも記憶に新しいかと思います。

▼動画リンク
https://appleinsider.com/articles/21/05/20/new-apple-privacy-ad-highlights-app-tracking-transparency

当社で広告運用代行をさせていただいている会社様でも、必ず最初は測定環境の確認から始めます。なぜなら、効率の良い広告改善は、正確な効果測定ができてこそ成り立つからです。

その中でも、今日は特に多かった事例をもとに、Google広告にフォーカスしてお伝えしたいと思います。

チェックポイント①Google広告タグ、古いままになっていませんか?

ITPへの対策として、2018年にGoogleAdwordsのリニューアルが実施され、Google広告となりました。
また、それに応じて広告タグも下記の2種類のタグ形式へと変更になっています。
●グローバルサイトタグ
●イベントスニペット

※GoogleAdwords用のタグを使っている場合、すでにSafari、FirefoxでCV計測が不可となっており、2022年~ChromeでもCV計測ができなくなると言われています。


<要チェックポイント①:CVタグがアップデートされているか>
サンクスページのソースに「conversion.js」という文字列があった場合、タグの貼り換えが必要です。
正しくイベントスニペットがCVページに設定されていた場合、下記のような文字列になります。
――――――――――――


――――――――――――

チェックポイント②Googleタグマネージャーのタグにも旧タイプがあります

広告媒体が多様化し、管理を一元化するためにもGoogleタグマネージャー(GTM)を使用されているサイトも多いかと思います。
ですが、このGTMタグも2016年にアップデートがあり、貼り付け場所やタグの内容が変わっています!
タグが最新のものになっているか、ぜひ一度ご確認ください。

<要チェックポイント②:GTMタグがアップデートされているか>
ソースコードで「GTM」と検索した時に、タグがより下にあった場合、旧タイプの可能性あり。タグの貼り換えが必要です。
▼旧タイプ
――――――――――――




"
――――――――――――

※head内に設置するタグとbody内に設置するタグがそれぞれ導入されていれば、問題ありません。

チェックポイント③CVリンカーの設定も忘れずに

GTMを使用している場合、忘れてはいけないのが「CVリンカー」の設定です。

これは、ITPへの対策としてGoogleが広告の成果測定のために追加したツールです。
CVリンカーを設定すれば、サードパーティーなど、サイトをまたがったユーザー行動が正確にわかるようになります。

設定方法は簡単、CVリンカー用のタグをGTM内に追加するだけです。(詳しくは「CVリンカー 設定」で検索?)
もしまだ実装されていない場合は、急ぎご対応いただけますと幸いです。

今回はGoogle広告に特化して、3つのチェックポイントをお伝えいたしました。
特に、長く広告を運用されている場合や、作成から10年近く経っているサイトの場合、タグの入れ替えがされていない可能性があります。

効率の良い広告改善は、正確な効果測定ができてこそ成り立ちます。
当社の自社運用支援プログラムでは、タグの設定や分析ツールの導入部分からレクチャーした上で、反響効率の良い広告アカウントを育てるお手伝いをしております。何かございましたら、ぜひお声がけいただけますと幸いです。

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