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WEBマーケティング
前々回のコラムでは、Google広告の機械学習精度は日々進化しており、対処法さえきちんと理解しておけばより効率良く反響を獲得できる戦略になってきていることをお伝えしました。
(前回のコラムはこちら→【Google検索広告】自動入札の最新トレンド~機械学習はここまで進んでいる!~)
今回は、
実際に自動入札(目標コンバージョン単価)に変更したけど、効果が悪化してしまった!!
自動入札に変更する前に、リスクヘッジしておきたい!!
という運用担当者向けに、ケース別の対応方法をお伝えいたします。
入札戦略を変えた途端、広告の表示回数やクリック、配信費用がガクンと減った!という経験はありませんか?
目標コンバージョン単価の入札戦略の場合、Googleの機械学習が何より重視するのは「コンバージョン単価」です。
例えば目標CPAを30,000円とした場合、配信費用÷コンバージョン数が30,000円になるように自動調整がかかります。
もう少し具体的に見てみましょう。
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つまり、目標CPAをクリアできない場合、広告配信が縮小傾向になる場合があります。もし配信費用がガクンと減ったら、目標CPAの引き上げを検討してみてください。
自動入札でいちばん多いトラブルは、クリック単価に関することではないでしょうか?
今まで平均CPCが150円だったのに、500円に上がってしまった!など経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
こちらは、実際にやってみなければ分からないというのが正直なところではありますが、
配信戦略を変える前に以下の2つを確認してみてください。
①キーワードの設定を「部分一致」に
+絞り込み部分一致の掛け合わせや[完全一致]などでノイズの少ない流入を狙う方法もありますが、
目標コンバージョン単価での入札の場合は軸となるキーワードを「部分一致」で入れる方法も増えてきています。
運用側であまり制限をかけず、機械学習の材料を増やすことが狙いのようです。
②クエリの確認、除外
キーワードの間口を少し広げたうえで過去の流入クエリを確認し、特にCPCが高いものがあればあらかじめ除外してください。
また、入札戦略を変えた直後も、クエリのメンテナンスはいつもより短いスパンで行いましょう。
管理画面上では目標CPAはクリアできているのに、クライアントからの実反響数ではCPAがクリアできておらず乖離がある、というお話しもよく聞きます。
この原因は「管理画面のツールと設定>コンバージョン」から「コンバージョン列に含める」を確認してみましょう。
ここが「はい」となっているCV件数合計のCPAに対して機械学習が働くため、計測はしたいが自動入札では加味しない項目があれば、「いいえ」に変更が必要です。
(Googleヘルプページ:https://support.google.com/google-ads/answer/4677036?hl=ja)
以上、ケース別の対応方法でした。もし、実際に対応してみたが改善が見られない、対応方法が分からない、等ございましたらご相談いただけますと幸いです。当社の自社運用支援のプログラムでは、担当者様とやり取りを通じて反響効率の良いアカウントを育てるお手伝いをしております。
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