営業代行、マーケティング、コールセンター、名簿リストなどセールスプロセスを全方位で変革するSPX事業関連ブログ SONOSAKI

不動産名簿

不動産の所有者を調べる方法 ~街の名簿屋さんが消えた件~

不動産の所有者を調べる方法 ~街の名簿屋さんが消えた件~

目次

消えていった名簿屋の行方

不動産の所有者を調べる方法のひとつとして「名簿屋さん」という言葉を聞いたことがある方は多いかと思われます。

名簿屋とは昭和~平成中期頃までに、高額納税者、富裕層、同窓会名簿など、さまざまな名簿の買取販売をされていた会社のことです。
名簿の売買はごく普通に行われていました。平成後期から個人情報保護の意識の高まりとともに影を潜めつつ、
ついに2022年、個人情報保護法改正がとどめを刺す形で、名簿屋さんは廃業になったようです(闇に潜ったのかもしれません)。

いずれにしても、いままでのように安価に名簿を入手することができなくなりました。
投資用不動産のオーナーの名簿も、違法な流通販売が禁止されたことにより、私どもが提供している不動産登記簿取得代行サービス【リストる】への問い合わせも一挙に増えてまいりました。

ようするに、不動産オーナーリストは正規ルートで取得しなければならない、という流れになりました。

早く安く、、、の落とし穴

「オーナーリストは正規ルートで取得」という点を前述しましたが、「正規」とはつまり、法務局に登録されている登記簿記載事項を取得する、ということです。自ら法務局に足を運ぶ、あるいは民亊法務協会のデータべースにアクセスし、必要な土地や家屋の所有者情報を得る、ということです。

しかしながら、そうしたリストを自分で入手する発想もなく、手早く「売っているリスト」を入手される方が多くおりました。いかにリストを早く入手するか、いかに安価に入手するか、を優先するからこその行動です。そのようなリストを入手することの法的リスク、あるいはリスト内容の正確性(情報としての鮮度)は二の次だということです。

「安く」「安易に」闇流通されているリストを売ることはもちろん、取得した側も罰せられる点をふまえ、営業用の個人情報は地道に集める必要があるのです。

マーケティングとしての予算感

「リストる」は不動産オーナーの登記簿謄本に記載された情報を取得する作業を代行するサービスです。
名簿の転売等ではありません。
どのような不動産オーナーにアプローチするか?
対象となるのは不動産の特性、それらのオーナー様にとって興味関心度の高い商材、いずれかのマッチングが重要です。

オーナーにご提案したい商談内容に合わせ、建物内容(投資用不動産、工場、倉庫など)、不動産のエリアを的確に絞り、効率的に取得するサービスです。単なるリスト購入ではなく、「事業を創造する」ためのマーケティング費用といえます。
いままで安価なリストを販売されていた名簿屋さんも次々に廃業し、違法な流通リストも姿を消している中、法的な安心面ならびにマーケティングとしての妥当性から、多くの企業にご用命いただいているサービスです。

関連サービス

不動産オーナー名簿作成代行「リストる」

不動産オーナー名簿作成代行「リストる」

リストるでは全国の建物不動産リストから登記簿を取得しリスト化しています。 貴社のスタッフに代わり弊社が登記簿取得代行をスピーディーに行うことで効率的に不動産オーナーさんにアプローチできます。

このサービスを見る

ブログの一覧に戻る