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人材育成の羅針盤 〜信頼を築き、自ら育つ組織へ〜 会話の仕組み、コミュニケーションのテクニックや前提、会話の始め方

目次
お忙しいところ本ブログをご開封いただき、誠にありがとうございます。
前回のブログでは、相手と信頼関係を築くための言動を「4つの承認」という観点からお伝えしました。
今回は、それを踏まえ、会話を始める時のポイントについて解説していきます。
会話の仕組みと始め方
- 1.会話や情報処理の仕組み
会話を始めるときのポイントに触れる前に、まずは皆さんがどのように周囲から受け取る情報を処理しているかについて解説していきます。
この世の中には、多くの情報が溢れています。
皆さんの目の前で繰り広げられている会話もその一つですね。
ここで、想像してみてください。
テレビを視聴するとき、ラジオを聴くとき、皆さんは必ず、チャンネルや電波を合わせているのではないかと思います。
実はこれと同じように、普段の会話もアンテナを立てなければ受け取ることはできません。
もしも、満員電車や混雑したお店の中で周りの人の声が一言一句、すべて聞こえてきたとしたら?
皆さまの頭の情報処理は追いつかないでしょう。
つまり、「聞こう」と思わなければ、周りの情報を聞くことができないのです。 - 2.会話を始めるときのポイント
さて、会話を成立させようと思うと、先ほど述べたように互いに、「聞く」という姿勢を取る必要があります。
また、会話は、相手と自分の互いのキャッチボールで始まるということは認識すべきポイントです。
要するに、自分も相手も、会話を始める準備ができているということが必要であるということです。
相手の都合を聞かずに、突然話しかけていませんか?
相手がこちらの話を聞こうと思っていない時に話しかけても、会話は成立しないのです。 - 3.会話の導入
では、これまでを踏まえ、会話を開始するときに具体的に相手に伝えるべき事柄について、ここからは述べていきましょう。
相手にも「聞く」姿勢を持ってもらうためには、相手の状況に配慮した言葉が必要です。
また、自分から見た相手の状況と、実際の相手の状況は異なることの方が多いといえます。
例えば、こちらから電話をかけるときと状況は同じだと考えるとわかりやすいのではないかと思います。
普段、取引先やお客様の電話をかけるとき、どのような言葉を最初に伝えますか?
おそらく、
「○○の件についてお話しをしたいのですが、今○○分ほどお時間よろしいでしょうか」
というふうに伝えているのではないかと思います。
会話を始めるときも、ポイントは同じです。
「○○の件について少し話したいことがあるんだけど、今から○分くらい、時間作れるかな?」
要するに、何について、どれぐらい、どのような話がしたいのか、要点や所要時間を伝え、相手の了承をとってから会話をスタートするということが重要なのです。
当たり前のように思えることですが、実は多くの人ができていないことです。
特に忙しいとき、突然、会話の一歩目として結論を伝えて、相手を驚かせていませんか?
まずは「何をしにきたのか」を伝える。0歩目を互いに踏むことが、円滑なコミュニケーションの一助となります。
今年度にお伝えしてきたこと
今年度は、会話の仕組み、コミュニケーションのテクニックや前提、会話の始め方など、相手とスムーズに信頼関係を築くための方法についてお伝えしてきました。
職場のスタッフの多くがこのコミュニケーションを徹底することで、円滑な職場づくりにつながります。
ぜひ実践を重ねてください。

https://spx.funaisoken.co.jp/service/hospita/
「ホス★ピタ」は、お客様に選ばれ続ける企業になるための応対力向上プログラムです。
貴社へお伺いしておこなうリアル研修のほか、内容によりオンラインでも研修をおこなっています。
研修内容は貴社の課題やご要望に合わせてカスタマイズいたします。
ぜひ一度、ご相談ください。
※次号の【研修・セミナー運営通信】「ラクセミ」は12月5日に配信いたします。
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