その他
短い時間で相手と信頼関係を築くためのポイント

目次
船井総合研究所の藤田でございます。
もうすぐ新入社員を迎える時期ですね。
出会いや別れ、新生活のはじまりなど変化が多い時期をお迎えのことでしょう。
今回は、そういった新しい出会いの時期ということも踏まえ、短い時間で相手と信頼関係を築くためのポイントについてお伝えしていきましょう。
1.会話の仕組みを理解する

上記のイラストは「会話(言葉のやり取り)」を図解したものです。
ただの「会話」にこれだけの工程が含まれています。
図の通り、相手は自分なりの解釈(心理的フィルタ)を通したものだけを受け取り、そして、相手が受け取ったものが会話の結果です。
フィルタの例としては、自分の目で見たものを優先的に言葉にする人や、人から聞いた話を優先的に言葉にする人がいるように、どの知覚を優先的に処理するかといったものや、独自の解釈・勘違いなどが挙げられます。
これが電話での会話やWebでの会話の場合、さらに場が共有できないという環境面でのフィルタがかかります。
相手の反応がコミュニケーションの成果と心得て、伝えたいことがそのまま伝わることの方が稀なことだと認識しましょう。
2.情報の不一致を防ぐ

「メラビアンの法則」、有名な法則ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。 「見た目が大切」と覚えている方もいらっしゃるでしょう。 但し、この法則には前提があります。 メラビアンが行った実験は、「言葉」「語調」「表情」など異なる情報を与えられた時、人はどの情報を優先させるかというものでした。
この法則の前提は、「異なる情報を与えられた時」というところです。
例えば貴方が、怒った顔や浮かない顔で褒められたら…
褒められたような気持ちにはならないですよね。
このように、視覚と聴覚、異なった情報が与えられた時、人は視覚からの情報を優先させ、そしてそれは時に混乱や困惑を伴ってしまいます。
そういった混乱を防ぎ、相手にスムーズにメッセージを受け取ってもらうためには、次の3つが必要です。
①適切な話材
②話材に合った言葉
③言葉に合った表情
この3つのどれかが異なっていた場合、先ほどお伝えした混乱や困惑を生み出してしまうのです。
また第一印象の80%は身だしなみで決まるとも言われます。初対面でお話しをする際には、表情・身だしなみに多くの注意を必要とすることもあわせて覚えておく必要があるでしょう。
▼
▼
▼
続きは5月20日(火)配信のメルマガ【研修・セミナー運営通信】でお伝えいたします。