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短い時間で相手と信頼関係を築くためのポイント<3>

短い時間で相手と信頼関係を築くためのポイント<3>

目次

▼前回のコラムはこちら▼
https://spx.funaisoken.co.jp/column/250515-1/


こんにちは。
接遇・コミュニケーション研修において講師を務めております、船井総合研究所の藤田でございます。

今回も、短い時間で相手と信頼関係を築くためのポイントについてお伝えいたします。


5.相手の脳に「信頼」をセットする




前回までのコラムでは、相手の言葉を注意深く聞き、同じ五感の言葉で返すということをお伝えしました。

この「同じ言葉」というのは、会話全般で有効です。
これは「バックトラッキング(オウム返し)」といわれる手法で、3つの方法があります。

①相手の話した事実を反復する
②相手の話した感情を反復する
③相手の話を要約し反復する

そして、相手の話すスピードと合わせる方法(ペーシング)も忘れてはいけません。
まずは最初の 1分、相手の話すスピードに徹底的に合わせましょう。








また、相手と表情を合わせることも忘れてはいけません。
話材に合った表情が必要であるということは以前にもお伝えしましたが、相手と表情を合わせることも とても重要です。

例えば、あなたが悩みを抱え、とても困った顔で相談を持ちかけたとします。
その相手が笑いながら「それは困ったことが起こったわね」と言ったと想像しましょう。
いかがでしょうか。
とても信頼がおけるとはいえないと感じるのではないでしょうか。

相手に安心感を与えるためには、相手の脳に「YES」を認識させることがとても重要です。
そのためには、言葉を合わせること、スピードを合わせること、表情を合わせることを意識して行う必要があります。

しっかりと相手の表情・しぐさ・言葉そのものを注意深く観察してみましょう。




次回 9月20日(土)配信の【研修・セミナー運営通信】では、また新しいテーマでお伝えいたします。

相手と信頼関係を築くためのコミュニケーションや、応対力向上について、当社では豊富なノウハウをもとにした研修プログラムをご用意しています。
お悩みなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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