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Google広告「P-MAX」で広告効果を出すために必要なこと

Google広告「P-MAX」で広告効果を出すために必要なこと

目次

スマート ショッピング キャンペーンまたはローカル キャンペーン はP-MAXに自動アップデートへ

以前、当社のコラムでもご紹介した【P-MAXキャンペーン】ですが、(2022年6月【Google広告新プロダクト】話題のP-MAXキャンペーンとは? 2021年11月のローンチから約1年、かなり皆様にとっても身近な広告手法になってきたのではないでしょうか?

特に、ECや来店ビジネスの集客をおこなっていた方にとっては、2023年には「スマート ショッピング キャンペーン」「ローカル キャンペーン」が【P-MAX】に自動アップグレードされることになっており、P-MAXの運用は避けては通れないものになっています。(Google公式)

とはいえ、本当にP-MAXで効果が出るのか、今までの運用方法と何か変わるのか、どのように運用改善をしていけばいいのか、とお悩みの方も多いと思います。
今日は当社が運用している広告アカウントでの事例をもとに、【P-MAX】の運用について、もう1歩踏み込んでお伝えさせていただきます。

P-MAX運用の成功事例

当社では、コスメ・美容業界をはじめ、食品ECや不動産、BtoB業界の広告アカウントでも早くから【P-MAX】を導入してきました。その中からピックアップして2つの成功事例をご紹介します。



事例 1:住宅業界  CV=問い合わせ
●P-MAX月額予算:10万円
●導入後のCV増加数:20件

ディスプレイ広告をP-MAXに置き換えて配信。
電話の反響数アップに繋がり、対策していなかった検索ワードでの問い合わせも獲得できた。



事例 2:EC業界  CV=購入
●P-MAX月額予算:45万円
●導入後のCV増加数:293件

単価の安い商品に購入が偏り傾向だった課題に対して、購入単価を上げる入札戦略と
多面的な配信で大幅に購入数をアップすることができた。


このように、広告運用者が想定していなかった範囲からのお問い合わせ獲得や、総合的な効果改善など、
【P-MAX】による反響数アップが多くの広告アカウントで見られています。

運用して見えてきたP-MAXのメリット・デメリット

しかし、P-MAXで効果を出せてきている一方で、運用していくなかでのデメリットも少しずつ見えてきました。
そこで、当社目線でのP-MAXのメリット・デメリットをまとめてみました。

<メリット>
①1つの広告キャンペーンだけであらゆる広告枠に出稿可能
見込みユーザーの取りこぼし防止
②検索広告と同規模水準でコンバージョン数増加に向けた配信が可能
最適なオーディエンス・タイミング・配信面でのアプローチが可能に
③ほぼ完全自動化!機械学習による改善でコンバージョン数最大化が狙える
Googleの高度な機械学習

<デメリット>

①機械学習に時間がかかる(目安:4週間
②効率よく成果を出すには予算がかかる
③ほぼ自動化のため細かい分析ができない(効果が悪化した際の対策が見えづらい
④クリエイティブがある程度の枚数必要(画像最大20枚・動画最大5本)

つまり、Googleの自動最適化により運用担当者が手動操作する部分が減少しているがゆえに、効果改善のためにやるべきことが読みづらくなっているのです。

Google広告「P-MAX」で広告効果を出すために必要なこと

少しずつ事例ができてきたことで【P-MAX】の利用率は今度ますます高まっていきます。
競争率が上がることで、今までは導入すればある程度の反響が取れていたアカウントでも、
少しずつ競合が増えて効果悪化していくことも想定されます。

その中で【P-MAX】を上手く使いこなしていくためには、Googleの機械学習に与える「データの量×質」が今まで以上に必要となってきます。
・データの量=見込みターゲット属性やクリエイティブの量、など機械学習のキーになるもの
・データの質=より実反響に近いユーザーのCVデータ
であり、ここのクオリティを上げていくことが広告運用者に求められます。

もし、今【P-MAX】を運用していて効果が出ていなかったり、現状の運用で正しいのか不安な部分がありましたら、ぜひ一度当社までご相談ください。

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